“未来へ生きる”演劇実行委員会

STAGE

2019年9月

ヘブンズレコード ~青空篇~ 2019

……2000年、夏。阪神・淡路大震災から5年後の神戸。

すさまじい早さで「物理的に」復興していく街の様子がラジオから語られる。


そんな街の片隅に、ワーゲンのワゴン車が止まっていた。
色んな場所に移動して青空市をやっている中古レコード屋『ヘブンズ・レコード』だ。
看板には 『あなたのためのレコード、あります』とある。
そこには店長と、バイト兼運転手のタケルがいる。
いつもカーラジオから葛西花のラジオ番組が流れていて、
タケルがチューニングを変えると店長に叱られたり。
そんな店へレコードを売りに行ったり、買いに来たりする客がいる。
どの客も、震災の悲しみから立ち上がろうとしていた。
だがどうしても、乗り越えられない心の傷がある。
そんな彼らに、店長は救いのレコードを差し出すのであった……。

生演奏・イメージ映像とともに贈る、切なくも前向きな、
3つのお話のオムニバス朗読劇です。

脚本・演出:岡本貴也


プロデュース・制作:DisGOONie


2018年10月

ヘブンズレコード ~青空篇~ 2018

……2000年、夏。阪神・淡路大震災から5年後の神戸。

すさまじい早さで「物理的に」復興していく街の様子がラジオから語られる。


そんな街の片隅に、ワーゲンのワゴン車が止まっていた。
色んな場所に移動して青空市をやっている中古レコード屋『ヘブンズ・レコード』だ。
看板には 『あなたのためのレコード、あります』とある。
そこには店長と、バイト兼運転手のタケルがいる。
いつもカーラジオから葛西花のラジオ番組が流れていて、
タケルがチューニングを変えると店長に叱られたり。
そんな店へレコードを売りに行ったり、買いに来たりする客がいる。
どの客も、震災の悲しみから立ち上がろうとしていた。
だがどうしても、乗り越えられない心の傷がある。
そんな彼らに、店長は救いのレコードを差し出すのであった……。

生演奏・イメージ映像とともに贈る、切なくも前向きな、
3つのお話のオムニバス朗読劇です。

脚本・演出:岡本貴也


プロデュース・制作:DisGOONie


2017年5月

午前5時47分の時計台 2017

『こんな日がありました。 けど、僕達はまだ知らない。』 

阪神・淡路大震災から数年が経った神戸。


復興した街とは対照的に震災時から時が止まった三人の人間がいた。
妻を失ったかんべ。生徒を失ったはつみ。妹を失ったみなと。
一見普通の生活を送っているように見える彼らだが、
その胸中は数年経った今でも後悔や自責の念でいっぱいだった。
ある日、震災発生時刻で止まったままの時計台に偶然集まった三人は、
ひょんなことから時の番人と出会い、過去に戻してもらう契約をすることになる。

その契約内容は三つの決まりがあった。
涙を流してはいけない。
震災が来ることを人に言ってはいけない。
そして、助けられる命は一つだけ。

それぞれの愛する人を救うべく震災が起きる前に戻った三人。
果たして助かる命は…!

決して忘れてはならない22年前に起きた
阪神・淡路大震災の事実を基に、命の尊さ、防災の大切さを今一度訴えかける物語。

脚本・演出:山本タク


制作:劇団山本屋


2016年4月

午前5時47分の時計台 2016

『 ~阪神淡路大震災から21年後の日本で~ 』 

1995年1月17日


これは、この日を境に変わることのない事実を
受け入れることが出来ずに時が止まったままでいる三人の物語。
そして、そんな同じ想いを抱える人間達が偶然に、
ある時計台の前に集まったことで起こる小さな奇跡の物語。

もし、あの日に戻れるのであれば、
もう一度、あの子に会うことが出来たら。
もし、あの日に戻ることが出来たら……

女は生徒にどのような言葉を伝えるのか、
妹は姉を救う事が出来るのか、
そして、男は妻との死を選ぶのか
あの日、あの時間で止まったままの時計台が話しかける
どうしても、あの日に戻ってやり直したいのか
藁をもすがる想いで応える三人。

しかし、このタイムリープには誰も知らされていない法則があった。
涙を流した瞬間に、現在に戻ってしまうのだ。
止まった時計がまた動き出すその奇跡の中、何度も繰り返される1月17日を、
三人はそれぞれの思い通りに乗り越える事が出来るのか。
その時を必死に生きた人々と、止まったままの時計台と同じように、
そこから進むことが出来ない三人の、悲しくも変えられない物語。

脚本・演出:山本タク


制作:劇団山本屋